Excel(エクセル)で使える便利な機能のひとつ。数式・関数を使った計算。
まずはセルのデータを使って基本的な足し算、引き算、掛け算、割り算の方法を紹介します。
エクセルで計算する
Excel(エクセル)で使える便利な機能のひとつ。数式・関数を使った計算。
まずはセルのデータを使って基本的な足し算、引き算、掛け算、割り算の方法を紹介します。
Excel(エクセル)の数式は計算だけでなく異なるセルの文字列同士をくっつけて表示させることもできます。
関数での結合も可能ですがここでは数式を使った簡単な方法を紹介します。
Excel(エクセル)の関数や数式をコピーする方法です。
一度設定した計算などを他のセルでも同じように使いたい場合、わざわざ入力しなくても簡単に反映させることができます。
ドラッグ、ショートカットどちらの方法でも問題ありませんが、コピー&ペーストのメリットは「コピー先が別のシートや異なるファイルでも使える」「一度コピーした内容を続けて貼り付けていくとができる」という事です。
必要に応じて使い分けてみてください。
Excel(エクセル)の関数を使って合計を求める方法です。
ここでは関数の中でも簡単で最も基本となる「SUM」を使います。
オートSUMボタンは他にも平均、カウント、最大値、最小値などを求めることができます。詳しくは各関数の解説ページを参照下さい。
自動選択される範囲は基本的に連続したセルになります。
ここで集計対象を「個別に選択したい」または「離れたセルを選択したい」場合は下記のような方法で操作します。
Excel(エクセル)の関数を使って平均を計算する方法です。
ここでは「AVERAGE」を使って値を返します。
平均はメニューバーにあるオートSUMボタンからも簡単に出すことができます。
Excel(エクセル)の関数を使って入力されているセル(データ)の数をカウントする方法です。
ここでは「COUNT」を使って値を返します。
メニューバーにあるオートSUMボタンからも簡単データ数を表示させることができます。
Excel(エクセル)の関数を使って入力されているセル(データ)内の最大、最小の値を表示させる方法です。
ここでは「MAX」と「MIN」を使って値を返します。
メニューバーの[オートSUM]ボタンからも最大・最小の値を表示させることができます。
Excel(エクセル)で日付と時間を表示させる方法です。
日付関連の関数はいくつかありますがここでは現在日時の表示と加算(足し算)について紹介します。
「TODAY」は、現在の日付。「NOW」は、現在の日付と時刻を表示します。
この場合の表示データは、パソコンにセットされている現日時設定を参照します。
またファイルを開いたりワークシートが再計算されたときに最新のデータに更新されるものであり、リアルタイムで変動するものではありません。
日時データは数式の足し算を使って時間経過を加算する事もできます。
(例:2日後や3時間後のデータ表示)
※同じ要領でマイナスをする事により減算(遡る)データの表示も可能です。
Excel(エクセル)の関数を使って曜日を表示させる方法です。
セルの日付データ(シリアル値)を元に該当する曜日データを引き出します。またTEXT関数と合わせて使うこともできます。
尚、書式のユーザ定義の内容により下記文字列へ変換されます。
[aaa]と入力した場合、”火”
[aaaa]と入力した場合、”火曜日”
[ddd]と入力した場合、”Tue”
[dddd]と入力した場合、”Tuesday”
書式設定を使わずTEXT関数を組み合わせる事により同じように表示させることができます。
例)
TEXT(WEEKDAY(A1),”aaa”)⇒ 月
TEXT(WEEKDAY(A1),”dddd”)⇒ Monday
用途に応じて書式の設定、TEXTの併用、使いやすい方を試してみてください。
Excel(エクセル)で関数を扱っているとセルにエラー値が返されることがあります。
これは正常に処理できない関数があった際に表示されるもので、それぞれその意味と原因は異なります。そこでエラー内容の一覧をまとめました。
エラー値 | 意味 | 主な原因例 |
---|---|---|
#DIV/0! | 値が0もしくは空のセルで割られている | 数式の中に割り算が含まれる関数を使っている場合、計算対象に0が含まれている。 |
#N/A | 対象となるデータが存在しない。 | 検索範囲内に一致するデータがない。 |
#NAME? | 利用できない文字列が含まれている。 | 関数名の誤り。存在しないセル番号を指定している |
#NULL! | 指定した2つのセルに共通部分がない。 | 共通部分を表す半角空白が間違っている。指定された2つのセルに共通部分がない。 |
#NUM! | 値の指定に誤りがある。正当な結果が得られない。 | 処理可能な範囲外の数値を指定している。 |
#REF! | >無効なセルが参照されている | 参照先セルが移動や削除により対象セルを確認できない。 |
#VALUE! | 引数の形式が過っている。 | 数値を指定する必要があるセルに文字列を指定している。 |
##### | データを表示する為のセル幅が足りない。 | 結果の数値や日付を表示する上で必要なセル幅がデータの幅よりも狭い。 |
エラーが表示された場合はその原因を調べ必要に応じて修正していきましょう。
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