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Excel入門!!!基礎講座 ステップ3

文字の設定(種類・サイズ)

Excel(エクセル)でセルに入力した文字列のフォントを変更する方法です。

フォントの種類を変える

フォントボックス

セルもしくはセル範囲を選択し[書式設定]バーの[フォントボックス]の▼を押します。
表示される一覧から任意のフォントを選択します。
行(列)全体を変更する場合は行番号または列番号を選択。

文字の大きさを変える

フォントサイズボックス

セルもしくはセル範囲を選択し[書式設定]バーの[フォントサイズボックス]の▼を押します。
表示される一覧から任意のサイズを選択します。
一覧にないサイズに変更したい場合は[フォントサイズボックス]の数値に直接入力し[Enter]を押せば設定することができます。
行(列)全体を変更する場合は行番号または列番号を選択。



尚、[Delete]などで文字列を削除した後も設定した書式は残ります。
不要な場合は[編集]メニュー→[クリア]→[書式]で解除してください。
書式の解除

文字の設定(太字・斜体・下線)

Excel(エクセル)でセルに入力した文字列に太字・斜め字・下線を設定する方法です。

太字・斜体・下線の設定

書式バーから

セルもしくはセル範囲を選択し[書式設定]バーの[B]太字、[I]斜体、[U]下線の各ボタンを押します。
行(列)全体を変更したい場合は、行番号または列番号を選択。

 

適用後の表示は以下のようになります。

書式が残る場合

[Delete]などで文字列を削除した後も一度設定した書式は残ります。
不要な場合は[編集]メニュー→[クリア]→[書式]で解除してください。
書式の解除

 

文字・セルに色をつける

Excel(エクセル)で入力した文字やセルに色をつける方法です。

文字に色をつける

書式バーから色指定

セルもしくはセル範囲を選択し[書式設定]バーの[フォントの色]▼を押しパレットから好きなカラーを選択します。
行(列)全体を変更したい場合は、行番号または列番号を選択。

セルに色を塗る

パレットから

セルもしくはセル範囲を選択し[書式設定]バーの[塗りつぶしの色]▼を押しパレットから好きなカラーを選択します。
行(列)全体を変更したい場合は、行番号または列番号を選択。

 

それぞれの適用後の表示は以下のようになります。

適用後

データ削除後の書式解除

[Delete]や[BackSpace]などで文字列を削除した後も一度セルに設定した書式は残ります。設定が不要な場合は[編集]メニュー→[クリア]→[書式]で解除してください。

書式の解除

数値表示と桁数の設定

Excel(エクセル)で入力した文字列(数字)を数値データとして表示させる方法です。
小数点以下の桁数指定や、通貨やパーセントなど細かい表示設定が可能です。

通貨・パーセント・桁区切り(カンマ)

書式バー

セルもしくはセル範囲を選択し、[書式設定]バーの[通貨][パーセント][桁区切り]各ボタンをクリックします。
通貨(¥)で表示する
パーセンテージで表示する
桁をカンマで区切る

 

それぞれの適用後の表示は以下のようになります。

数値適用後

桁数の設定と四捨五入

書式設定から

セルもしくはセル範囲を選択し[書式設定]メニューの[セル]をクリックします。
右クリック→[セルの書式設定]でもOKです。

表示形式タブ

セルの書式ダイアログボックスの[表示形式]タブを選択し各設定を行います。
データの形式(数値・通貨・パーセントなど)
小数点以下の桁数の設定
桁区切り(カンマ)の表示
マイナス時の表示方法

数値を変更

ここで③の値を変更すると表示する桁数の設定ができます。

桁数指定

例えば小数点以下を「3」とした場合、4桁目の「6」が繰り上がり「83.713」と四捨五入された形式で表示されるようになります。

書式の解除

また指定した桁数以内の場合でも、入力されているデータに対しセル幅が狭い場合は自動的に四捨五入されて表示されます。但しこの時データ自体は変化せず元の数値のまま扱われます。

 

日付・時刻の表示設定

Excel(エクセル)で入力した文字列(数字)を日付または時刻のデータとして表示させる方法です。

日付の表示形式を設定する

書式メニュー

セルもしくはセル範囲を選択し[書式設定]メニューの[セル]をクリックします。
右クリック→[セルの書式設定]でもOKです。

表示形式から日付

セルの書式ダイアログボックスの[表示形式]タブを選択し各設定を行います。
[分類]から「日付」を選択
[種類]から日付の表示形式を選択
OKボタンで完了です。

日付の表示形式が変わりました

時刻の表示形式を設定する

書式設定から

セルもしくはセル範囲を選択し[書式設定]メニューの[セル]をクリックします。
右クリック→[セルの書式設定]でもOKです。

表示形式から時刻

セルの書式ダイアログボックスの[表示形式]タブを選択し各設定を行います。
[分類]から「時刻」を選択
[種類]から時刻の表示形式を選択
OKボタンで完了です。

時刻の表示形式が変わりました。

 

文字の縦・横の位置揃え

Excel(エクセル)のセルに入力した文字列の位置を左右・上下・中央で揃える(寄せる)方法です。

横方向の配置変更

文字の揃え

セルを選択し[書式設定]ツールバーの[左揃え][中央揃え][右揃え]の各ボタンをクリックします。
セル内の左側に移動します。
セル内の真ん中に移動します。
セル内の右側に移動します。

 

適用後の各配置は以下のようになります。

書式適用後

解除したい場合は、再度書式バーの各ボタンをクリックします。

縦方向の配置変更

書式メニューから

セルもしくはセル範囲を選択し[書式]メニュー[セル]をクリックします。
右クリックから[セルの書式設定]でもOKです。

ダイアログボックスの[配置]タブ

ダイアログボックスの[配置]タブをクリック
[縦位置]から好きな位置を選択しOKボタン。

文字が下揃えに

図のように上下方向の変更ができます。

 

セル内の改行・折り返し

Excel(エクセル)のセル内に入力した文字列を改行させる方法です。
またセルの幅に合わせて自動的に折り返す設定もあります。

セル内で改行する

下段がアクティブに

セルに文字を入力し[Enter]を押すと、下のセルがアクティブになってしまいます。

セル内の改行

行を変えたい部分にカーソルを合わせ、キーボードの[Alt]+[Enter]を押すと改行する事ができます。

とてもシンプルですがよく質問をいただく操作のひとつです。
ぜひ覚えておきましょう。

セル幅に合わせて折り返す

書式メニュー

セルを選択し[書式]メニュー[セル]をクリックします。
右クリックから[セルの書式設定]でもOKです。

配置タブから

ダイアログボックスの[配置]タブをクリック
[折り返して全体を表示する]にチェックを入れOKボタン。

折り返し

セル幅とデータの長さに応じて自動で折り返しされるようになります。

 

文字の縦書き・斜め書き

Excel(エクセル)でセル内の文字を縦書きにする方法です。
また文字の傾き方向を指定する事で斜め書きに設定する事もできます。

文字列を縦にする

excel書式設定

セルを選択し[書式]メニュー[セル]をクリックします。
右クリックから[セルの書式設定]でもOKです。

excel配置タブ

ダイアログボックスの[配置]タブを選択します。
[方向]の”文字列”をクリックしてOKボタン。

excel縦書き

選択したセルのみ縦に変りました。

傾き方向を指定する

excel角度指定

縦書き同様、ダイアログボックスの[配置]タブを選択します。
任意の角度(印)をクリックしOKボタン。
角度(数値)を直接指定する事もできます。

excel斜め書き

図のような斜め書きの入力になります。

 

書式のコピー

Excel(エクセル)で選択したセル内の文字列はそのままに書式のみをコピー&貼り付けする方法です。

書式のコピー/貼り付けボタンを使う

Excelツールバーボタンから

コピー元のセルを選択し、ツールバーの[書式のコピー/貼り付けボタン]をクリックします。(図のようにマウスポインタの形が変ります。)
中止する場合は、[Esc]キーもしくはボタンを再度①のボタンをクリックします。

クリックで書式の貼り付け

そのまま貼り付けするセルをクリックで完了です。ここでは色塗りと太字がコピーされました。

[Ctrl]+[C]を使った貼り付け

ショートカットキーでコピー

コピー元のセルを選択し、[Ctrl]+[C]を押します。

右クリックから形式を選択して貼り付け

貼り付け先の対象セルを選択し、右クリックから[形式を選択して貼り付け]を選択。

リストから[書式]を選択

ダイアログボックスのリストから[書式]を選択しOKボタン。

貼り付けが完了

セル内の文字列はそのままで書式設定のみが反映されました。

 

条件付き書式の設定・解除

Excel(エクセル)の条件付き書式を使うと「セルの値がいくつ以下だったら文字を赤くする」など特定の条件に応じた書式を自動で反映させることができます。

条件を設定する

Excel条件付き書式から

セルを選択し、[書式]メニュー[条件付き書式]をクリックします。
シート全体に設定する場合は、シート右隅をクリック。

条件1の指定をする

ダイアログボックスの[条件1]に任意の条件を指定していきます
書式ボタンから適用する書式の内容を指定しOKボタン
※図はセルの値が29000以下の場合は、文字列を赤くするという設定です。

該当するセルのみ反映

条件に該当するセルのみ書式が反映されます。
これでいちいちセル範囲ごとに設定せずに済みますね。

条件を削除・解除する

条件付き書式をクリック

解除する対象セルを選択し、[書式]メニュー[条件付き書式]をクリックします。

削除ボタンを押します

ダイアログボックスのリストから[削除]ボタンを押します。

条件にチェックを入れる

削除したい条件にチェックを入れOKボタン。

書式が解除される

指定された条件がクリアされるのでこのままOKボタンで完了です。

 

ふりがなをふる

Excel(エクセル)のセルの文字列にふりがなをつける方法です。
ひらがな・半角カタカナの選択やフォント種類など細かい書式指定も紹介します。

表示・非表示

ふりがな、表示をクリック

セル範囲を選択し、書式メニューから[ふりがな]→[表示/非表示]をクリックします。

ふりがなが付きました

カナがふられ、行の高さが自動で調整されます。
非表示にする場合は再度、書式メニューから[ふりがな]→[表示/非表示]。

ふりがなの書式設定

ここではカナをひらがな中央揃え青字にしてみます。

ふりがなの書式設定

セルを選択し、書式メニューから[ふりがな]→[設定]をクリックします。

 

ダイアログボックスが表示されるのでタブ毎に設定していきます。

ダイアログボックス[ふりがな]タブ
ダイアログボックス[フォント]タブ

フォントの種類や配置を選択しOKボタンをクリックします。

ひらがな、中央揃え、青字が適用される

書式(ひらがな、中央揃え、青字)が適用されました。

ふりがなの修正・変更

Excel(エクセル)のセル内のふりがなを修正する方法です。
手動編集または候補リストからの選択が可能です。

かなの修正

ふりがな編集をクリック

セル範囲を選択し、書式メニューから[ふりがな]→[編集]をクリックします。

Excelでカナの修正

カーソルキー[←][→]やマウスを使ってカナ部分を直接編集(入力)していきます。

修正できました

[Enter]を2回押して修正完了です。

候補リストから選択

ふりがなリストの表示

カナの編集中に右クリック→[ふりがなリストからの選択]を選びます。

リストから候補を選択

表示される候補リストから目的のふりがなを選択します。

候補から選択できました

完了です。

コメントの表示設定

Excel(エクセル)のセルにコメントを表示・挿入する方法です。

コメントを挿入する

セルを選択しコメントの挿入

セルを選択し、右クリック→[コメントの挿入]をクリックします。

ボックスに文字列を入力

ボックス内に直接文字を入力していきます。
新規作成時は作成者の名前が自動で挿入されていますが必要に応じて消してください。

[Esc]を2回押して終了

[Esc]キーを2回押して完了です。
設定したセルにポイントするとコメントが表示されるようになります。

常に表示させる方法

コメントを設定した場合、基本的にはセルに赤マークが付くのみですが、下記のような方法で内容を表示したままにすることができます。

一部のコメントの設定

1部のコメントを常に表示させる場合は、対象セルを選択し、右クリック→[表示/非表示]を選びます。

すべてのコメントの設定

シート内すべてのコメントを表示させたい場合は、[表示]メニューから[コメント]を選択します。

罫線ボタンで表の作成

Excel(エクセル)の罫線ボタンを使った罫線の引き方・表の作成方法です。

表の作成

罫線ボタンから格子を選択

セル範囲を選択し、書式ツールバーの罫線ボタン▼をクリック。表示される罫線の種類から目的の線をクリックします。
※図は選択セルすべてを線で囲う「格子」を選択

表が完成

表の完成です。とても簡単ですね。

 

また同じ手順を繰り返す事で他の罫線と組み合わせることができます。

罫線ボタンから外枠太罫線を選択

再度罫線の引かれたセルを選択し、書式ツールバーの罫線ボタン▼から「外枠太罫線」をクリックします。

外枠のみ太線の表

外枠だけ太い線になります。
このように選択するセルと罫線ボタンの組み合わせでいろいろなパターンの表(罫線)を作成することができます。

罫線の削除

枠なしを選択

セル範囲を選択し、書式ツールバーの罫線ボタン▼をクリック。「枠なし」を選択します。

表が削除されました

罫線が削除されました。

細かい設定(色・線の種類)については次のページで紹介します。

 

表・罫線の書式設定

Excel(エクセル)で表を作成する際、線の色やスタイルなど細かい書式を設定する方法です。

色・スタイルなどの書式設定

Excel[セルの書式設定]をクリック

セル範囲を選択し、右クリックから[セルの書式設定]を選択します。

スタイル、色などを指定

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[罫線]タブを選択。
スタイル(破線、二重線など)を選択。
色を選択。
プレビューボックス内の罫線を引きたい場所を直接クリックすると適用されます。
線を消す場合は引いた線を再度クリックします。
プリセットや罫線ボタンで線を引くこともできます。
③~⑤の各指定が終わったらOKボタンをクリックします。

エクセル表の完成です

指定した内容が適用されました。

組み合わせで自由な表作成が可能です

上図のように選択するセルと書式の組み合わせにより、さらに見やすい表を作成することができます。

 

オートフォーマットで表作成

Excel(エクセル)の表の文字、書式、色など、予め用意されているフォーマットを利用して表を作成することができます。

オートフォーマットの適用

Excel[セルの書式設定]をクリック

セル範囲を選択し、書式メニューから[オートフォーマット]を選択します。

プレビューボックスからサンプルをクリック

ダイアログボックスの中のプレビューボックスから目的のフォーマットサンプルをクリックします。
[オプション]ボタンを押すと、利用するフォーマットを部分的に適用させることができます。
各指定が終わったらOKボタン。

フォーマットが適用されました

指定した書式が適用された表の完成です。

 

解除をしたい場合は、ダイアログボックスの中のプレビューボックスから[書式削除]を選択します。

オートフォーマットの削除方法