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Excel入門!!基礎講座 ステップ2

シートの複数選択

Excel(エクセル)のワークシートの選択です。
複数のシートを同時に選択する方法を紹介します。

シートの選択

ワークシートの選択

画面したシートの見出し(タブ)をクリックすることで切り替えができます。
ショートカットキー:次(右)のシートは、[Ctrl]+[PageDown]
ショートカットキー:前(左)のシートは、[Ctrl]+[PageUp]

同時に2つ以上を選択

複数選択した状態を「作業グループ」と言います。この状態で1つのシートで編集を行うとすべてのシートで同じ内容が反映されます。

同時に選択

[Ctrl]を押しながら別の見出し(タブ)をクリック。
[Ctrl]を押しながら選択中のシートをクリックする事でグループを解除できます。

 

シートの名前と色の変更

Excel(エクセル)でワークシートの名前変更と色を付ける方法を解説します。

名前の変更

新規ファイル作成時はSheet1~3の名前がふられています。これを自分の分かりやすい名前に変更しましょう。
シートをダブルクリック

変更したいシート見出しをダブルクリック。編集状態になります。

名前の入力

任意の名前の入力をし[Enter]で完了です。

色の変更

右クリックから

選択した状態で右クリック→[シート見出しの色]を選択

カラーパレット

カラーパレットから好きな色を選択して[OK]ボタン。

色が反映

ワークシートに見出しがつきました。
選択中は色付きのアンダーラインで表示されます。

 

シートの挿入と削除

Excel(エクセル)のワークシートの挿入と削除する方法です。
新規作成時はデフォルトで3枚用意されていますが必要に応じて追加や削除をする事ができます。

シートを追加する(挿入)

右クリックから

追加したい場所の右側シートを選択し、右クリック→[挿入]をクリックします。
※画像は「2013年」と「Sheet3」の間に追加する為、右側の「Sheet3」を選択。

ワークシートを選択

ダイアログボックス[標準]タブ内の[ワークシート]を選択しOK。
[挿入]メニュー→[ワークシート]でも追加できます。

シートの追加

左側に新しい「Sheet4」が追加されました。

シートを削除する

見出しから右クリック

対象の見出しを選択し右クリック→[削除]をクリックします。
[編集]メニュー→[シートの削除]でも可能です。

メッセージ表示

中にデータが存在する場合は上記メッセージが出ます。問題なければ[削除]ボタンを押します。

削除完了

「Sheet4」が消えました。

 

シートの移動・コピー

Excel(エクセル)ワークシートの移動またはコピーする方法です。

同じブックにシートを移動する

ドラッグして

シート見出しを移動させたい場所までドラッグします。
※画像は「Sheet4」を右端に移動する場合です。

シートの移動

ドラッグをやめた場所まで移動できます。

同じブックにシートをコピーする

ctrlを押しながら移動

[Ctrl]キーを押しながらシート見出しをコピーさせたい場所までドラッグします。

シートのコピー

ドラッグをやめた場所までコピーできます。

 

別のファイルにシートを移動・コピー

異なる別のExcel(エクセル)ファイルや新規ファイルへワークシートを移動またはコピーする方法です。

別のファイルにシートを移動・コピーする

異なるファイルへ

「2013年」というシートを「収支表」という別のファイルに移動・コピーさせる場合で説明します。
まず元ファイルと「収支表」(移動先)の両ファイルを開いておきます。

右クリックから

元ファイルのシート見出しを選択し右クリック→[移動またはコピー]をクリックします。

 

ファイルを選択します。
挿入するシート位置を選択します。
コピーの場合はチェックを入れてOKボタンを押します。
新しいファイルにしたい場合は、②で「新しいブック」を選択。

異なるブックへ

異なるブックへシートが移動・コピーされました。

マウスを使って異なるブック間の移動・コピー

ctrlを押しながら移動

元ファイルと「収支表」(移動先)のファイルを開いた状態で
[ウィンドウ]メニュー→[整列]をクリックします。

ctrlを押しながら移動

上下に並べて表示を選択してOKボタン。

シートのコピー

挿入位置までドラッグ。
コピーの場合は[Ctrl]キーを押しながらドラッグ。

シートのコピー

完了です。マウス操作でも簡単にできますね。

 

シートの表示・非表示

Excel(エクセル)のシートを表示させたり、一時的に非表示にする方法です。
シートは一度削除してしまうと元に戻すことができません。後々使う予定がある場合は非表示を使いましょう。

シート見出しを非表示にする

書式からシート

シート見出しを選択し[書式]→[シート]→[表示しない]をクリックします。

シートが消える

選択していたシートが一時的に非表示になりました。

シート見出しを表示する

再表示

[書式]→[シート]→[再表示]をクリックします。

シート名を選択

ダイアログボックスから表示させたいシート名を選択し、OKボタン。
これで完了です。

 

またシートの量が増えてくると気付かないうちにウィンドウの見えない範囲へ隠れてしまっている場合があります。

見出しスクロールボタン

[見出しスクロール]ボタンで隠れたシートを表示できます。

 

複数シートを並べて表示

Excel(エクセル)で複数のワークシートを並べて同時に表示する方法です。
異なるシートを比較しながら編集したい場合、いちいち切り替えながら確認していては大変ですね。

複数のシートを並べる

同時に見たい

このような同じファイル内のシートを同時に見たい場合。
※異なるファイルのシートを並べたい場合はファイルを開いた後、②の手順から参考にして下さい。

ウィンドウを開く

ウィンドウメニューから[新しいウィンドウを開く]を選択します。

ウィンドウの整列

同じくウィンドウメニューから今度は[整列]を選択します。

ウィンドウの整列

ダイアログボックスから並べ方を選択しOKボタン。
今回は横長のデータを並べたい為、上下を選びます。

シートが並ぶ

同時に見えるように並べられました。
比較するデータの長さや形に応じて、上下・左右などと見やすい並べ方を選択してください。

 

また同じ手順で[新しいウィンドウを開く]、[整列]を繰り返せば3つ4つと増やしていくことができます。

ウィンドウを増やす

エクセルの整列を使って効率よく作業していきましょう。

複数シートを並べて表示

Excel(エクセル)で複数のワークシートを並べて同時に表示する方法です。
異なるシートを比較しながら編集したい場合、いちいち切り替えながら確認していては大変ですね。

複数のシートを並べる

同時に見たい

このような同じファイル内のシートを同時に見たい場合。
※異なるファイルのシートを並べたい場合はファイルを開いた後、②の手順から参考にして下さい。

ウィンドウを開く

ウィンドウメニューから[新しいウィンドウを開く]を選択します。

ウィンドウの整列

同じくウィンドウメニューから今度は[整列]を選択します。

ウィンドウの整列

ダイアログボックスから並べ方を選択しOKボタン。
今回は横長のデータを並べたい為、上下を選びます。

シートが並ぶ

同時に見えるように並べられました。
比較するデータの長さや形に応じて、上下・左右などと見やすい並べ方を選択してください。

 

また同じ手順で[新しいウィンドウを開く]、[整列]を繰り返せば3つ4つと増やしていくことができます。

ウィンドウを増やす

エクセルの整列を使って効率よく作業していきましょう。

 

セルの挿入(データの移動)

Excel(エクセル)でセルを新たに挿入し隣接するセルをデータ毎スライドさせる方法です。

セルを挿入する

セルの挿入

図のように一部のセルを追加し右もしくは下のセルをスライドさせます。

セルを選択

セル範囲を選択し右クリック→[挿入]

ダイアログボックス

ダイアログボックスの中から下記のいずれかを選んでOKボタン
セルを挿入し、データを現在位置から右に移動させる。
セルを挿入し、データを現在位置から下に移動させる。
行全体を挿入する。
列全体を挿入する。

セルの挿入

選択していた範囲にセルが追加され、データが右方向にシフトされました。

 

セルの削除(データを詰める)

Excel(エクセル)で不要なセル範囲を削除し隣接するデータをそのまま詰める方法です。

セルを削除する

データを詰める

図のように一部のセルを削除し右もしくは下のセルを詰めます。

セルを選択

セル範囲を選択し右クリック→[削除]

ダイアログボックス

ダイアログボックスの中から下記のいずれかを選んでOKボタン
セルを削除し、右側にあるデータを左に詰める。
セルを削除し、下側にあるデータを上に詰める。
行全体の削除。
列全体の削除。

セルの削除

選択していた範囲が削除され、右側にあるデータが詰められました。

 

行や列の挿入・追加と削除

Excel(エクセル)シート内の行や列を追加したり、削除をする方法です。

行・列を挿入する

行番号を選択

挿入したい行もしくは列番号を選択し右クリック→[挿入]

行の挿入

行または列が挿入されます。

複数列の挿入

2行(列)以上をまとめて挿入したい場合は、複数範囲を選択し同じく右クリック→[挿入]でできます。

行・列を削除する

右クリックから削除

削除したい列もしくは行番号を選択し右クリック→[削除]

行が消える

選択した行(列)が削除されます。

複数の削除

2行(列)以上をまとめて削除したい場合は、複数範囲を選択し同じく右クリック→[削除]でできます。

 

行の高さ・列の幅を変更する

Excel(エクセル)の行の高さや列の幅を変更する方法です。
入力したデータの長さや大きさに応じて見やすい間隔に変更しましょう。

列の幅(行の高さ)を変更する

セルの挿入

列番号の右の境界線上にポインターをあわせ変更したい位置までドラッグします。

ドラッグ中は幅や高さが数値(ポイント・ピクセル)で表示されます。

列の幅変更

ドラッグした位置まで幅が広がりました。
逆に小さくしたい場合は左に向かってドラッグします。

行の高さ変更

また行を変更する場合は行番号の下の境界線上からドラッグします。

複数列の幅(行の高さ)を変更する

次は複数の列または行をまとめて変更する方法です。

複数列

複数列(行)を選択した状態で変更位置までドラッグします。

同じ高さ・幅

選択していた場所がすべて同じ列の幅(行の高さ)に揃います。

行や列の表示・非表示

Excel(エクセル)で指定した行や列を表示させない方法です。
データ上は必要だけれども表示や印刷時には不要という場合に利用することができます。

行・列を非表示にする

隠したい列(行)を選択し右クリック→[表示しない]。

選択した範囲が非表示になりました。
関数などを使った計算結果などのデータへは影響しません。
この状態の時、隠れた場所は印刷されません。

行・列の再表示

非表示列(行)を含む前後の範囲を選択し右クリック→[再表示]。

隠れていた場所が再び表示されるようになります。

 

また非表示になっている行または列番号の境界線にポイントを合わせドラッグすることで表示させることもできます。

列A、行1などの先頭にあたる場所ではこの方法を使います。

 

行や列の固定表示

Excel(エクセル)の行や列を固定し作成した表をみやすくする方法です。
見出しなど特定の行や列を固定したまま他の部分だけスクロール表示できるようになります。

行・列を固定する

ウィンドウ枠の固定

固定した列番号をクリックし、ウィンドウメニューの[ウィンドウ枠の固定]。
行の場合は固定したい行の下段を選択。

スクロール表示

固定枠から右のウィンドウだけがスクロール表示されるようになります。

行と列を同時に固定する

セルを選択

固定したい列・行の右下にあたるセルを選択しウィンドウメニューから[ウィンドウ枠の固定]を選択します。

両方を固定

列・行の両方が固定されました。
これで数値データ部分だけが上下・左右にスクロール表示されるようになります。

 

固定を解除する際は、ウィンドウメニューから[ウィンドウ枠固定の解除]をクリックします。

固定の解除

この時セル・行・列の選択箇所はどこでも構いません。

ウィンドウの分割

Excel(エクセル)のひとつのシートの内容を画面内に分割して表示する方法です。
同じシート内の離れた場所にあるデータを参照する時などにとても便利です。

ウィンドウを分割する

ウィンドウ分割

分割させたい行の下段を選択し、ウィンドウメニューの[分割]をクリック。
列の場合は分割させたい列の右側を選択。

個別にスクロール

分割されたウィンドウ毎にスクロール表示することができます。

 

また分割を解除する場合はウィンドウメニューから[分割の解除]をクリックします。

分割解除

この時選択する列・行はどこでも構いません。



異なるシートやファイルの内容を並べて表示させたい場合は「整列」を使います。
複数シートを並べて表示』を参照ください。