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【初心者必読】スケートボード選び方。初心者でも乗りこなしやすいモデルをピックアップ

大人も子供も楽しめる「スケートボード」。手頃な価格で始められるので、注目を集めているスポーツです。しかし、これからスケートボードを始めたいと思っていても、どのように選んでよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめのスケートボードをご紹介します。初心者の方に向けて選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

スケボーの種類は主に3つ

ストリート

スケートボードは主に3種類です。そのなかで、最も代表的なのが「ストリート」モデル。別名「ショートスケート」とも呼ばれており、パークやストリートで楽しめます。

さまざまなトリック(技)を繰り出せる機能性に優れた定番モデル。本格的にスケートボードを楽しみたい方やトリックを重視したい方には、ストリートがおすすめです。

クルーザー

コンパクトで持ち運びしやすいのが「クルーザー」モデル。最大の特徴は、高い加速力によるスピードの速さです。ストリートモデルよりも扱いが難しいですが、上手く乗れば街乗りに取り入れられます。

また、プラスチック素材が使われているモノが多く、耐久性に優れているのも特徴です。かわいらしい見た目とスピーディな走りから、注目を集めています。スピードを重視するならクルーザーがおすすめです。

ロングスケート

大きなデッキを採用しているのが「ロングスケート」モデルです。ストリートやクルーザーより安定性に優れているので、スケートボード初心者でも乗りやすいのが特徴。サーフィンの動きに似たロングスケートもあり、サーファーのトレーニング用としても使われているモデルです。

安定性は高いですが、持ち運びにくく、激しいトリックが難しいというデメリットもあります。自宅近くでまったりとスケートボードを楽しみたい方には、ロングスケートがおすすめです。

スケボーの選び方

自分の身長に合わせたデッキを選ぶ

デッキとは、スケートボードの板のことです。クルーザーやロングスケートタイプは、基本的にデッキのサイズで選ぶことは少ないため、主にストリートタイプを選ぶ際にチェックします。

デッキを選ぶときには、身長160cm以下の方は「29.1インチ以下」、170cm以下の方は「30.7インチ以下」、180cm以下の方は「32.2インチ以下」、180cm以上の方は「32.2インチ以上」のデッキを選びましょう。自分の身長に合わせた長さを選ぶことで、より滑りやすく、上達しやすくなります。

また、初心者の方は反り返しがゆるくて横幅が広いデッキを選ぶと、バランスがとりやすいので安定して滑ることが可能です。

トラックはハイ(High)orロウ(Low)から選ぶ

トラックはデッキとタイヤをつなぐ接続部分のパーツ。トラックには「ハイタイプ」と「ロウタイプ」があり、用途に合わせて選びます。

ハイタイプは地面との距離が遠いので、その分トリックしやすいのが魅力です。しかし、地面から離れていることもあり、強い脚力が必要となるため街乗りを目的とする初心者には適していません。

ロウはハイに比べ地面との距離が低く、弱い力でも進みやすく安定性もあるので、初心者の方にはロウタイプがおすすめです。

スタイルに合ったウィールを選ぶ

スケートボードのウィールはいわゆるタイヤ部分です。ウィールによって硬さやサイズ、幅間などに違いがあるので、スケートボードスタイルによって合わせる必要があります。

53mm以下の小さいウィール(ハードタイプ)は軽いため、トリック向けのサイズです。57mm以上の大きいウィール(ソフトタイプ)は重いためトリックには不向きですが、速いスピードを出せます。53~57mmの中間サイズはオールラウンドに使えるので、初心者の方におすすめです。

また、硬めのウィールはトリックに向いていますが、クッション力が弱いので着地の安定性に欠けるのがデメリット。初心者の方は、着地に安定性がある柔らかめのウィールを選ぶようにしましょう。

ベアリングから選ぶ

スケートボードのウィールのなかには、回転を補助するベアリングが搭載されています。ベアリング性能が高いほど、スピードが速くなるのが特徴。ベアリングには性能等級を表す「ABEC(エイベック)」があり、主に「3」「5」「7」と数字が大きいほど性能に優れています。

スケートボード初心者の場合はスピードの怖さを感じにくい、数字の小さいモノがおすすめです。

完成品(コンプリートデッキ)から選ぶ

コンプリートデッキはパーツごとに購入する必要がなく、「デッキ」「トラック」「ウィール」などがあらかじめセッティングされている製品です。パーツごとに揃えると、自分のスタイルに合わせたスケートボードが手に入りますが、コンプリートデッキよりも費用がかかってしまいます。

まずはコンプリートデッキでコツを掴み、スケートボードに慣れてきたら、お気に入りのパーツごとに取り揃えていくのがおすすめ。ただし、格安のコンプリートデッキを選んでしまうと、すぐに壊れてしまう恐れがあるので注意が必要です。