Node.jsの新規アプリケーションを作ろう!
目安時間:30分
この記事では、ローカル環境で新しいExpressのアプリケーションを作成する方法についてご紹介します。
◯ 必要なもの・知識
- node.jsがインストールされたPC
- Node.js 学習コースⅠの知識
- テキストエディタ( HTML & CSS の開発環境を用意しよう!を参考にしてください。)
1. 新規アプリケーションをつくろう
まず、新規アプリケーション用のフォルダを作成していきましょう!
好きな場所に「list-app」というフォルダを作ってください。
次に、エディタを起動し「Open Folder...」から、先程作成したフォルダ「list-app」を選択してください。
2. コマンドを実行し、パッケージをインストールしよう
次に、list-appフォルダでコマンドを実行するためにターミナルを起動します。エディタ上で「Terminal」メニュークリックし、「New Terminal」をクリックしてください。
起動したターミナル上で以下のコマンドを実行してください。
npm init --yes
これは、npmの設定ファイルである
package.json
を生成するコマンドです。package.json
には、npmパッケージの設定情報などが書き込まれていきます。
npm install express ejs
※
npm install
express
npm install
ejs
と1つずつinstallコマンドを実行していくことも可能ですが、 npm intall インストールしたいパッケージ①
インストールしたいパッケージ②...
というようにパッケージ名を列挙することで、一度にまとめてインストールすることができます。よく使う便利な方法なので覚えておきましょう。
このような画面が表示されたら、インストール完了です。
サーバーを起動してページを表示しよう
これでひとまず必要なパッケージは揃いました!早速、サーバーを起動してページを表示してみましょう。
まず、必要なファイルを作成します。以下の緑で囲ったフォルダとファイルを作成してください。ここまでの手順が正常に行われていれば、その他のファイルはすでに作成されています。
次に、作ったファイルにコードを記述していきましょう。
以下のコードをコピーして、それぞれのファイルに貼り付けてください。
- app.js
const express = require('express');
const app = express();
app.get('/', (req, res) => {
res.render('hello.ejs');
});
app.listen(3000);
- views/hello.ejs
<h1>Hello World</h1>
これでファイルの準備はできました。サーバーを起動していきましょう。 ターミナルかコマンドプロンプトのlist-appフォルダで以下のコマンドを実行します。
node app.js
ブラウザを開いて「localhost:3000」というURLにアクセスします。 このように Hello World と表示されれば成功です!
一度サーバーを停止してから再度サーバーを起動することで再起動ができます。
ファイルの変更を反映したい場合は、
Ctrl +
C
でサーバーを停止した後に、 node
app.js
でサーバーを再起動しましょう。
3. ファイル更新時に自動でサーバーが再起動するようにしよう
ページを表示することはできましたが、jsファイルの変更を反映するには、毎回サーバーを再起動する必要があります。
手動でサーバーを再起動する必要がないように、ファイルが変更されると自動でサーバーを再起動してくれるnodemonというnpmパッケージをインストールしていきましょう。
npm install -g nodemon
次に、nodemonを使ってサーバーを起動していきましょう。nodemonを実行するには、以下のコマンドを実行してください。(コピーしたコマンドはCtrl + Vもしくは Ctrl + Shift + V で貼り付けることができます。)
- Windowsの場合
nodemon app.js
- Macの場合
nodemon app.js
以下の図のように表示されれば、nodemonでのサーバー起動は成功です。
確認
nodemonでサーバーを起動できましたか?
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