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PS5発売は11月12日!通常版が49,980円、デジタルエディションは39,980円…予約は9月18日スタート!【UPDATE】

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、9月17日に配信された「PLAYSTATION 5 SHOWCASE」にて、次世代機「PlayStation 5」を国内向けに11月12日に発売すると発表しました。

 

価格は通常版が49,980円(税別)、デジタルエディションが39,980円(税別)です。予約開始は各小売店で9月18日より開始予定。 PS5のサイズは!?ディテールを画像でチェック! 今回のアナウンスに際してSIE社長兼CEOのジム・ライアン氏は以下のように語っています。

 

「昨年、PS5を発表して以来、世界中のデベロッパーの皆さま、そしてファンの皆さまより、驚くほどの期待の声をお寄せいただき大変嬉しく思います。PS5がお届けするゲーム体験は、ビジュアル、感触、音、ゲームプレイなど、ユーザーの皆さまの想像を超える、まさに次世代のものとなるでしょう。

 

11月の発売まであと2か月となりますが、皆さまが実際にお手に取り、その驚異的なスピードと、思わず息を呑むほどの最高の没入感を体験していただける日を心待ちにしております。ぜひご期待ください。」 2019年10月8日に発表されたPlayStation 4の後継機となるPlayStation 5は、光学ドライブを搭載した通常版と、非搭載のデジタルエディションの2パターンが用意されており、それぞれ性能に違いはありません。

 

2016年には4K出力に対応したPlayStation 4 Proが発売されましたが、ネイティブの4K出力に対応するのはPS5が初です。4K出力時には120FPS、また最大8K/60FPSの出力にも対応するなどまさに“次世代機”の名に相応しいスペックとなっています。そのほかPS5の特徴としては、光の軌跡をリアルタイムで演算し、よりグラフィックの表現度を高める「リアルタイムレイトレーシング」への対応、高速なロードを実現する「超高速SSD」の搭載などがあげられます。

 

◆超高速SSDによる恩恵 SIEが“超高速”と謳うPS5に搭載されるSSDは、開発者も「まるでメモリのように扱える」とまで語る高速な読み込みを特徴としています。5.5GB/sという読み込み速度はPS4のHDDが50~100MB/sであることと比較するとその差は一目瞭然です。ロード時間の大幅短縮やオープンワールドゲームにおける瞬間的なファストトラベルを実現しているということで、これまでのゲーム体験を大きく変えるかもしれません。

 

◆新たなワイヤレスコントローラー「DualSense」 PS5では、これまで「DUALSHOCK」と名付けられ進化を重ねてきたコントローラーが名前を「DualSense」と変えています。主な特長としては、ユーザーの触覚を刺激する「ハプティックフィードバック」の搭載、アクションの変化によりトリガーの抵抗力を変化させるR2/L2ボタンに搭載される「アダプティブトリガー」などがあげられます。 PS4コントローラーの「DUALSHOCK 4」は後方互換機能でPS4タイトルをプレイする時のみ使用可能ですが、PS5タイトルをプレイする時には利用できません。同じくDUALSHOCK 4から搭載されたSHAREボタンはCreateボタンに名前を変え、新たな機能が搭載されるということです。

 

◆映像やロード高速化だけではなく“音”にもこだわり ここまで紹介してきた特長に加え、PS5では「”Tempest” 3Dオーディオ 技術」という音の定位感を高める新たなサウンド技術も採用されています。SIEから「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」というPS5のためにチューニングされたヘッドセットも発売されるということでその力の入れようは推して知るべしというところでしょう。

 

◆発売日からPS4の名作が遊べる!PS Plus会員向けの新特典もアナウンス 『デモンズソウル』や『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』など、ローンチタイトルもアナウンスされましたが、新たに発売日からPS4の名作をダウンロードしてそのままPS5でプレイできる「PlayStation Plusコレクション」も発表されました。 SIEのファーストタイトルである『ゴッド・オブ・ウォー』や『The Last of Us Remastered』などのほか、『ファイナルファンタジー15』や『ペルソナ5』といったサードパーティーの有名タイトルもラインナップされています。こちらはPS Plus会員であれば追加費用なしで楽しめるということです。

 

◆PS4との互換性は?PS4版からPS5版へのアップグレードは対応は? 編集部の取材により、多くのPS4タイトルとの後方互換性があることが確認されています。 また、PS4版所有者のPS5版へのアップグレード対応については各社の判断に委ねられるということですが、こちらも現状AAAタイトルでは無償対応がアナウンスされ始めているほか、中古版のディスク所有者も(タイトルがアップグレード対応していれば)同じようにアップグレードが可能です。

 

◆PS5向けの作品情報も続々 9月17日に配信された「PLAYSTATION 5 SHOWCASE」でも『ファイナルファンタジー 16』がコンソール向けにはPS5独占でリリースされることが発表され、大きな話題となりました。そのほか、リメイク版『デモンズソウル』や人気作の続編である『Horizon: Forbidden West』、『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』など多数のラインナップが発表されています。また、シリーズ最新作となる『グランツーリスモ 7』やカプコンの『バイオハザード ヴィレッジ』、スクウェア・エニックスの新作『PROJECT ATHIA』などもPS5向けにリリース予定です。 既に11月10日の発売が発表されているマイクロソフトの次世代機Xbox Seires X | Sとともに、いよいよ11月に両雄が相まみえます。現行機の大作リリースラッシュの時期とも重なっており、2020年の年末はゲームの話題一色となりそうです。