おすすめ日傘2020選び方徹底解説

日傘の選び方

日傘を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。

① 日焼け対策に欠かせない「紫外線遮蔽率」で選ぼう

日傘でもっとも重要な日焼け対策。十分な日焼け対策のできる日傘を選ぶために、「紫外線遮蔽率」に注目しましょう。

「UVカット素材」「一級遮光生地」を機能性の目安に

「UVカット素材」「一級遮光生地」を機能性の目安に

紫外線遮蔽率(UVカット率)は、日焼け対策をしたい人なら必ずチェックしたいポイントです。表示を参考にする場合は、「UVカット素材」などの表記がある商品を選ぶのがおすすめです。


また、日本工業規格(JIS規格)試験によって、遮光性が99%以上と証明された生地のことを「一級遮光生地」と呼びます。一級遮光生地を使った日傘の遮光性が必ずしも99%以上になるというわけではありませんが、機能性の高さを示す目安として活用してみましょう。


日傘の中には、「完全遮光」「遮光率100%」を謳っているものもありますが、あくまでもこれは生地についての基準のため、針と糸で縫製をしている日傘が「完全遮光」になるとは言い切れません。単なる宣伝文句と承知しておきましょう。

照り返し対策には内側が黒っぽい日傘を

照り返し対策には内側が黒っぽい日傘を

傘の色も紫外線遮蔽率に影響します。同じ生地であっても、濃色の傘よりも淡色の傘は光の透過性が高いため、紫外線対策を重視するなら、できるだけ濃い色の傘を選ぶといいでしょう。


また、傘の内側が黒いと光の反射が防げるため、アスファルトからの照り返しが顔に当たりづらくなります。内側が白やシルバーだと、反射した光が顔に当たってしまうので、紫外線対策の点ではおすすめできません。

② 熱中症対策なら「涼しさ」を重視しよう

熱中症対策なら「涼しさ」を重視しよう

猛暑による熱中症を防ぐことが目的なら、涼しさに優れた日傘を選びましょう。日傘の涼しさは商品表示などに明記されていないことが多く、見ただけではわかりづらいのがネックです。


体全体をカバーできる大きさのある日傘や、生地に独自のコーティングを施して太陽熱を跳ね返すタイプの日傘を選ぶといいでしょう。「ひんやり傘」「クール傘」などの表示を目安にするのもおすすめです。

③ ファッション性やメンテナンスを気にするなら「素材」をチェック

ファッション性やメンテナンスを気にするなら「素材」をチェック

見た目に涼しい生成りの麻や白いレースでできた日傘は、女性らしい魅力がありファッション性抜群。ただし、遮光の点ではそれほど効果がありません。天然素材はシミや虫食いなどメンテナンス上のトラブルもおきやすく、耐用年数が短い点も気に留めておきましょう。


化学繊維製の日傘は虫食いのリスクが低く汚れも落ちやすいので、メンテナンスはしやすいと言えます。見た目の可愛さに欠ける面はありますので、機能性を重視する人におすすめです。

④ 携帯性や開きやすさなどの「使用感」も要チェック

携帯性や開きやすさなどの「使用感」も要チェック

日常的に使うアイテムだからこそ、使用感のよさも重視したいものです。


通勤や通学時などの短時間しか使わないのならば、カバンにすっぽり入る携帯性の高い日傘がおすすめ。屋外と屋内を頻繁に行き来するなら、開閉しやすい日傘であることも大切です。


傘全体のつくりが安っぽくないか、数年単位での使用に耐えられる頑丈さがあるか、負担にならない程度の重量か、といった点も確認しておきましょう。

⑤ 「晴雨兼用」なら梅雨や台風の時期も安心

「晴雨兼用」なら梅雨や台風の時期も安心

紫外線量が増える5月から10月の間には、梅雨や台風などの雨シーズンも挟まれています。1日の間に雨が降ったり上がったりといった不安定な天気になりやすいのも、この時期の特徴です。


そんな時に便利なのが、晴雨兼用タイプの日傘です。1本持って出かければ、晴れている間は日傘として、雨が降ってきたら雨傘として使用できますよ。


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