【新型コロナウイルス対策】マスクがなければ医師のオススメは“のど飴”で保湿! #コロナとどう暮らす

2019年12月に中国湖北省武漢市で発生した「新型コロナウイルス」が、世界各地で猛威をふるっています。新型コロナウイルスへの感染を予防するために有効な手段を、ハタイクリニック院長の西脇俊二先生に教えていただきました。

喉の保湿でウイルスの侵入を防ぐ

マスクではウイルスの空気感染は防げませんが、飛沫感染は高い確率で防げますし、自分から他者への飛沫の飛び散りも防ぐことができます。 同じ理由で、眼鏡をかけるのも効果的といえます。飛沫感染は、飛沫が粘膜に付着することが問題なので、口、鼻だけでなく目に付着しても感染します。感染対策の専門家がゴーグルをしている様子を見ますが、それと同じことです。 眼鏡をかければ無意識に目を、マスクも同様に口、鼻を触ってしまうことも防げます。 また、わたしたちの体は、咽喉から肺までの気道の粘膜に線毛という器官があり、これが気道に入った異物を外へ掻き出してくれています。線毛が正常に働いていれば、肺に入りかけた異物も30分ほどかけて排出されます。 ところが、空気が乾燥して喉の粘膜も乾くと、この線毛の働きが低下してしまいます。マスクの着用で喉を保湿することは、ウイルスの防御にもつながるのです。 同じく、保湿という観点では、のど飴をなめるのも有効です。

喉の線毛の働き

・手に細菌、ウイルスが付着している可能性もあるので、むやみに口元を触ってはいけない ・喉の粘膜が細菌、ウイルスをキャッチし、粘膜の下にある線毛がゆっくりと体の外へ押し戻していく

のど飴をなめる

マスクの着用に加え、のど飴をなめるのも喉の保湿に効果的です。のど飴には喉に作用する成分が入っているものがあり、マスクが入手できなければ、のど飴をなめるようにしましょう。 ≪ここがポイント!≫ □喉の保湿で線毛の働きを助ける □汚れた手で口や鼻に触れるのをブロック


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