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東京TDL・TDS 7月1日より営業再開

臨時休園、開園以来過去最長となっていた

 

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2月29日から臨時休園となっていた。

2つのパークが10日間以上にわたって休園したのは東日本大震災があった2011年以来。4ヶ月以上の休園は、1983年に東京ディズニーランドが開園して以来、過去の歴史の中で最長となった。

 

再開後のディズニーの楽しみ方、これまでとどう変わる?

 

ハフポスト日本版の取材によると、東京ディズニーランドとシーそれぞれのパークでは当面、混雑による人の密集を避けるため、一定数程度にまで入場客数を制限する。

再開後の状況を見た上で、これを段階的に緩和していく方針だ。

再開後の開園時間は、東京ディズニーランド・シーともに、当面は午前8時から午後8時まで。混雑による人の密集を避けるため、「午前8時入園 大人8200円」「午前11時入園 大人7300」「午後2時 大人6300円」などと時間と価格に差を付けたチケットを新たに導入する。

チケットの販売は、6月25日午後3時からオンラインのみで始まる。窓口での販売は当面行わない。

運営にあたっては、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じる。 来園者の入場に際しては「検温」を実施し、食事の際を除き、原則マスクの着用を必須とする。

また、パークで働く従業員(キャスト)には常時マスクの着用を義務付ける。

感染予防のため、消毒スペースの数を増やすなどの対応も取るという。

また、一部のアトラクション施設では運営を行わない。濃厚接触の機会を避ける狙いがあるほか、施設や遊具の頻繁な消毒が困難となるためだ。

さらに、東日本・西日本遊園地協会とオリエンタルランドを含む賛同企業が改訂したガイドラインによると、人気を集める乗り物系のアトラクションなどでは、来場者に対して「大声での発声を控える」よう促すという。

パークでの楽しみ方には、アトラクション施設のほか「パレード」や「ショー」などのエンターテイメントプログラムがあるが、一部のプログラムについては、ウイルス感染対策と予防などの観点から、当面の間は実施しない方針だという。 一方、通常は来園者がディズニーの人気キャラクターなどと触れ合うことができる「グリーティング」は、直接的な触れ合いを無くし、“ソーシャルディスタンス”を保った上で行う予定だ。