0. まずは結論から
光回線は嫌がらせかと思うほど、契約内容が非常に複雑で、選ぶのが大変です。
このページでは、出来る限りシンプルに解説できるように尽力していますが、どうしてもわかりにくい点も出てきます。
そのため、結論だけ知りたい!という方向けに、先にまとめをお伝えします。
光回線はスマホとのセット割が最もお得で、あなたの使っている携帯回線の種類によって、おすすめの回線と申し込みページは下記のように異なります。
上記の光回線には、代理店が複数存在し、代理店によってキャッシュバックやその他特典がガラリと変わります。
そのため、このページで徹底的に比較をしていますが、下記窓口が最もおすすめです。
上記の結論に至った経緯を、わかりやすく、しっかりと根拠をもって解説します。
光回線に決めきる前に
最近のトレンドとして、持ち運べるWi-Fiルーター(モバイル回線)を選ぶ人も増えてきました。
理由として、技術の向上により、光回線に負けない速度が出るものも出てきたためです。
工事もなく、外でもWi-Fiが使えるのは非常に便利なので、光回線に決めきっていない方は、まずは「モバイルと光回線どっちがいいの?元販売員が徹底比較して選びます!」をチェックし、モバイル回線含めてあなたにベストなインターネットを検討することをおすすめします。
1. 私がおすすめしたい光回線のたった2つの条件
光回線をおすすめする前に、私が営業をしてきた経験を活かして本当におすすめしたい光回線の以下の2つの条件を紹介していきたいと思います。
- 運営元や回線が信用できるか
- 月額の利用料はお得か
光回線は以上のように、「高い品質」のものを「安く」使えることが大切です。それぞれの要素に関してまずは解説していきます。
1-1. 運営元や回線が信用できるか
いざ光回線を開通させても、回線が遅くて全く通信ができなかったり、トラブルの時に窓口に電話しても繋がらないという自体を防ぐためにも「回線や運営元は信用できるか」を意識して選ぶことがおすすめです。
特に筆者がおすすめしたいのは以下のような比較的設備の整った会社の回線です。
- フレッツ光・光コラボレーション(NTTの光回線)
- J:COM光(ケーブルテレビの光回線)
- auひかり(KDDIの光回線)
正直上記の回線でしたら、速度の心配はあまりする必要がありません。
近年話題の光コラボレーションも安心
光回線はここ数年で大きく状況が変わりました。それは「光コラボレーション」というサービスができたからです。
光コラボレーションとは、以下のようにNTTとの契約を他社を間に挟みその会社のサービスとして光を使う仕組みです。
回線はNTTのものを使って各事業者が提供をしているイメージです。そのためNTTの「フレッツ光」と品質はほとんど変わらない回線を使うことができます。
以上のような「光コラボレーション」の仕組みが詳しく気になる方は「図解でわかる光コラボレーションとは|仕組みと注意点が3分でまるわかり」を参考にしてみてください。
プロバイダも迷ったら大手がおすすめ
インターネットにつなげるためには、光回線だけでなくプロバイダにも申し込む必要があります。
ただし、最近のトレンドとして光の事業者がセットでプロバイダを提供することが多くなりました。
そのため、プロバイダを別に考える必要性がなくなりましたが、「ドコモ光」のように複数のプロバイダの中から好きな1社を選べる回線はまだあります。
画像:NTTドコモ公式ページから抜粋
ちなみに、大手の光回線はプロバイダは以下のように選べるものと選べないものが混在しています。
1-2. 利用料はお得か
月額の料金は回線によって大きく変わります。プロバイダ込みの料金はおおよそ以下の水準になります。
インターネットの名前 | 区分 | 一戸建て月額相場 | マンション・アパート月額相場 |
フレッツ光 | 光ケーブル | 6,000~7,000円 | 4,000~5,000円 |
auひかり | 光ケーブル | 6,000~7,000円 | 5,000円前後 |
ドコモ光 | 光コラボ | 5,500円前後(注1) | 4,500円前後(注1) |
ソフトバンク光 | 光コラボ | 5,000円前後(注1) | 4,000円前後(注1) |
NURO光 | 光ケーブル | 6,000円~8,000円 | 4,000円~8,000円 |
J:COM | 光ケーブル | 5,000円~7,000円 | 6,000円~8,000円 |
一戸建ての場合はあなた専用に線を引くため高めになり、反対にマンションの場合は複数の世帯で一つの設備を使うため安めになります。
- ※プロバイダ料・工事費分割分込みでの概算
- (注1)工事費無料キャンペーン適用時
- (注2)申し込み方によってももらえるかは違うため、要注意
以上の表から料金をしっかり見極めて、サービスを選ぶことが必要とお分かりいただけるかと思います。
また、基本料金以外にも以下のポイントで支払うお金は大きく変わります。
- 割引
- キャッシュバック
- 工事費
それぞれのポイントを紹介していきます。
月額では「セット割」を意識すること
光回線を提供している会社が別のサービスを提供している場合はセットで使うことで安くなる可能性が高いです。
例えば、「ドコモ光」とドコモのスマホをセットで使うことで最大3,000円以上の割引を受けられます。
画像:NTTドコモ
携帯各社はネットとスマホなどを組み合わせて、お得に長く使ってもらおうとします。
そのため、ドコモだけでなく大手携帯各社は以下のようにスマホとインターネットをセットにすることで高額な割引を実施しています。
携帯会社 | ネットの名前 |
ネットの基本料 (一戸建て) |
ネットの基本料 (マンション・アパート) |
セットでの割引 |
ドコモ | ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 | 携帯の料金から最大3,500円/月割引 |
ソフトバンク | ソフトバンク光 | 5,200円 | 3,800円 | 携帯の料金から2年間最大2,000円/月割引 |
au | auひかり | 5,100円 | 3,800円 | スマホの料金が2年間最大2,000円/月割引 |
以上のように、ネット以外のサービスを使っている方は、そのサービスと合わせることで毎月の料金が安くなる可能性が高いです。
月額料金はその会社のサービスと光回線のトータルで考えましょう。
キャッシュバック
回線によっては、新規申し込みや乗り換え時に数万円の高額なキャッシュバックや豪華商品をプレゼントしてくれることがあります。
そのため、キャンペーンをしっかり考慮した上でトータルにお得かどうかをしっかりと考えましょう。
工事費
光回線は、電柱などから光のケーブルをあなたの家へ引き込まないといけないので、工事費が発生します。
工事費は、一戸建てとマンションやアパートでは、支払わなければならない料金が異なることがあります。
サービスにもよりますが、だいたい2~4万円程度の工事費がかかり、2~3年かけて分割で支払っていくケースが多いです。
分割にすることで、私たちはネットを始めやすくなりますし、事業者側は長く使ってもらえるなどお互いに得をする形になっています。
だいたい以下のような料金です。
一括払い | 分割払い |
2~4万円前後 | 2~3年間月々500円~1500円 |
事業者によっては「工事費無料」や「工事費分を割引」するものもありますが、途中解約すると一括で請求する者が多いため、契約前によくチェックしましょう。
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