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世界恐慌以来の不景気に

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国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は9日、新型コロナウィルスの感染拡大で各国が今年、「世界恐慌以来で最悪の不景気に落ち込む」と警告した。

 

深刻なマイナス成長は避けられず、1930年代以降で経験のない「未曾有の危機」に陥ると懸念を表明した。

 

専務理事は来週にテレビ会議形式で行われるIMF・世界銀行の春季総会を前にワシントンで講演した。

 

感染拡大は前例のない速さと規模で世界に打撃を与えたと強調。170カ国以上で一人当たり所得が減少に転じる恐れがあると憂慮した。

 

2008年のリーマンショックを超える「リセッション(景気後退)に陥った」と明言している。

 

来週公表する今年の世界経済成長率の見通しは、IMFが集計を始めた2009年より悪化するのは確実です。