地方銀行・信用金庫による無利子融資

政府の未来投資会議(議長:安倍首相)は3日、新型コロナウィルスの感染拡大に対する雇用維持・事業継続支援策を協議した。

 

政府系金融機関で始めた無利子・無担保融資を地方銀行など民間金融機関経由で実施する仕組みを検討。

 

資金繰りが悪化した中小事業者に対する給付金制度を創設する案も示した。

 

会議では中小サービス業などの急激な業績悪化への懸念が示され、幅広い資金繰り支援が必要だとの指摘が上った。政府は今夏の成長戦略策定を待たず具体策を実行する。

 

感染拡大に対応した無利子融資は日本政策金融公庫などが3月に始めたが、相談が殺到して貸付に時間がかかっている。

 

会議は速やかに資金を供給するため、地銀や信金経由で無利子融資する仕組みを提唱した。

 

都道府県の保証付き融資制度を活用し、政府が固定金利分を負担する案を示しました。