「42年ぶりに命名」2019年大型台風

日本に次々と押し寄せる大型台風!記憶に新しく甚大な被害をもたらした台風19号に「令和元年東日本台風」と命名されました。

 

1977年「沖永良部台風」以来42年ぶりとなります。

 

え? 自分が生まれた年ではないか? ビックりです!!!

 

9月9日に鹿児島県沖伊良部島を直撃したこの台風9号は死者1名・負傷者139名・損壊家屋5000棟を超える甚大な被害がでました。そして、42年後奇しくも想像を超える被害を出した、2019年台風19号・・・・

死者(関連死含む)約90名・負傷者約500名・損壊家屋約94000棟と甚大な被害を各地にもたらしました。

被災され未だ不自由な生活をされてる方に対しお見舞い申し上げます。また、日々復興にご尽力頂いている関係機関に対し敬意を表します。

 

時が過ぎ、人々の記憶から次第に忘れさられていく・・・・・人は過去を忘れないと生きていけない生き物だそうです。

 

実際自分も42年前の「沖伊良部台風」を初めて知ったくらいです。(反省)

 

しかし、なぜここまで大きな被害をもたらしたのか?

 

2019年10月6日マーシャル諸島付近で発生し、12日に伊豆半島に上陸、関東と福島を縦断し、三陸沖東部で温帯低気圧に変わりました。日本の南東で発生したこの台風は当初中心気圧915hpaと猛烈な勢力のまま北上し、上陸時には955hpaでした。

中心気圧とは台風の風の強さを測る目安です。低ければ低いほど強くなります。そして、なにより海面水温上昇で雲が発生し風と共に巨大勢力となってしまったのです。

 

やはりポイントは海面水温上昇となります。なぜならば、通常日本付近は海面水温が低いため台風発生から徐々に衰えてくのですが、逆に北上するにしたがってパワーアップしていくのです。もはや成すすべなしです(泣)

 

水温上昇とお聞きなり真っ先に頭に浮かぶのは「二酸化炭素排出による地球温暖化のせいだ!!!」と声を揃えるでしょう??

 

しかし、事情はもっと複雑で「地軸の傾きの変化」により気温上昇しているとの仮説です。4万1000年の周期で21~24.5度の範囲でその角度を変化させてます。カナダの北極圏の先住民「イヌイット」は驚くべき気象予報能力を持っており、暦も日が昇る方向を観測し言い当てます。その先住民の長老たちが口をそろえて言うのが、毎年「日が昇る角度が変わってきてる」とショッキングな発言をしたのです。実際地軸がズレており、当初は疑っていた「NASA」も真摯に受け止めるようになり信ぴょう性がさらに増したといえるでしょう。

 

「二酸化炭素排出」・「環境破壊」・「人口増加」と地球に悪影響を及ぼしている人間ですが、宇宙レベルでこの問題は考えて行かなければなりません。そこで得る既得権益ではなく、本質を見抜く力を養うのが急務だと思います。